「湯治場は地域の舞台」

湯治場(とうじば)は地域の舞台でもある。

 

毎日、湯治場には様々な人々が訪れる。

その中で「ここの湯がいい」ここだけにしかないからと、

ここに来たんだという人がファンになり、温泉地が賑わう原動力となっている。

 

 

その舞台に立ち、お客さまを迎えている人々がいる。

 

宿だったら

主人、女将、料理人、番頭、仲居など…

 

そして、その宿に様々な食材や浴衣、タオルなどの資材を納入する業者がいて

「ひとつの宿」を支えている。

 

みなが毎日、湯治場という舞台の上に立ち、

全員でおもてなしをしているということを知って欲しいのである。

 

今日はどの舞台でどんなおもてなしがあるのか

それは、ここ(東鳴子)に来なければ分からないということである。

2020年02月21日